卒業できない大人

女児ゲー、やる頻度は下がったものの未だに執着してしまう。

 

まぁ、よくある子供のころに制限されたら大人になって反動が来るよねって話題に近い内容。

 

時を遡って小学校高学年くらいの頃の話。

当時は某J系アイドルやお笑い芸人が周りの女子には人気で、この周りの女子ってのはそう多くはない人数だった。

小学校がそんなに大きくないどころか今では廃校の危機って規模だったので本当に周りの女子というのは1つ上の学年の子を含めても10人いないぐらい。

だから必然的にその話題についていけなければ孤立する。

私はその孤立する側にあった。

ただ、それが問題かと言われればそうでもないんだけれど(好きなものを我慢してまで苦手な話題に付いて行くメリットが特に理解できなかったので)

それを許せない人間もいたのだ。母親である。

 

その当時、私はちゃおが好きで購読していたのだが周りの女子は当然少コミやらマーガレットなんかにステップアップしていっていた。

途中でそれはファッション誌やアイドル誌に代わっていった。

私はその流れについていけなかったのである。

大流行していたゲームのラブベリでさえ、周りの子からすれば幼い趣味に見えただろう。

でも私は好きで、やめるのは嫌だなと感じていた。

母親に何度も「いつまでそんなのにハマってるの?」「いい加減アイドルにも興味持ってちゃんと周りの話題に付いて行きなさいよ」などと言われた。

ハルヒの設定資料集を買ってあげるから一冊アイドル誌を買ってそれも読みなさいと言われたこともある。

最近になって、中学に上がるまでは母親もきっと周りの子の中で浮いている自分の子供っていうのが嫌だったんだろうな。と思える程度にはなった。

 

その頃はいじられキャラだからアイツには何をしてもいい、みたいな風潮すらあったので本当に今でもそのネタをみたりするとしんどく感じることもある。

一番良くなかったと思うのは「何をされても自分がされて嫌なことはするな」ってのを曲解して信じ込んだ結果「嫌がらせをしてくる奴はされても嫌じゃないんだな」って発想が出るようになってしまった事だと思う。

あと、大人や少しでも信用している人のいう事は馬鹿正直に信じ込む癖が昔からあり、それが災いして「汚い言葉遣いはやめましょう」「ルールや規則は守りましょう」を守らない人間をすべて悪だと断定していたのも当時生きづらさを感じていた理由だったのだろうなと今は思えるようになっている。

当時は早く死ね、なんて言われまくってたもんだから死ねばいいのかなと思っていた。

 

結局どこに話が持っていきたいのかわからなくなってきたけど、今に話を戻そう。

最近は落ち着いてるけど、一時期は女児ゲーを中心にするような生活をしていたような記憶もある。

やっぱ反対されたものは反動がいつか来るってのは実感した。

 

そのついでに多少のルール違反などにいちいち突っかからなくなったし、他人の発言を昔ほど気にしなくなってきた。

 

もっとあの時、一人でも大丈夫だってわかってたら。

1人でいるのがよくないって風潮がなければ。

中学に上がってから普通に友達出来たし、うまく生きられたかもしれない。

スルースキルがなかったのは致命的だと思う。

今もあるかは怪しいけど、絶対当時よりはマシだと思うんだよね。

 

これだけ書いてはみたけど、当時の事は記憶が若干頭の中で改竄されてるっぽいって最近認識するようになったので…それだけつらかったんだなって。

ちょっと書いて落ち着きたかったのでこれで。